モダンの海は広く、深く、そして冷たい
2016年8月4日 Magic: The Gatheringこんばんは、白キコです。
今月は比較的土日に休みが取れるので久しぶりにPPTQ行脚してみようと思っています。フォーマットはモダン、王者不在の戦国環境です。私の使用デッキはマイフェイバリット同盟者。
ALLYTIMES
4 《同盟者の宿営地/Ally Encampment》
3 《乾燥台地/Arid Mesa》
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1 《森/Forest》
1 《山/Mountain》
2 《平地/Plains》
1 《反射池/Reflecting Pool》
1 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1 《寺院の庭/Temple Garden》
3 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
22 Lands
4 《アクームの戦歌い/Akoum Battlesinger》
3 《探検隊の特使/Expedition Envoy》
4 《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》
3 《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》
3 《カビーラの福音者/Kabira Evangel》
4 《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》
1 《ランタンの斥候/Lantern Scout》
4 《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》
4 《無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhacker》
30 Creatures
4 《集合した中隊/Collected Company》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
8 Spells
60 Mainboard Cards
2 《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric》
2 《目覚ましヒバリ/Reveillark》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《摩耗+損耗/Wear // Tear》
2 《紅蓮地獄/Pyroclasm》
2 《粉砕の嵐/Shatterstorm》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《石のような静寂/Stony Silence》
15 Sideboard Card
晴れる屋で平日大会や休日大会でまわした感じはおおむね勝率7割5分くらい。メインボードだけなら8割は勝ってます。問題はサイドボード後。モダンはありとあらゆるデッキがある為サイドボードは15枚では本当に足りません。しかしこのデッキはシナジーデッキで中隊構成なのでクリーチャーを減らしても弱くなります。なのでインするカードは2~4枚が限度です。例外は親和で全力で殺しにいかないといけないほど相性が悪いので入れれるだけ入れます。
モダンのデッキは大まかに分けるとこんな感じ(私見です)
クリーチャーデッキ(SCZ、ZOO、マーフォーク、トークンなど)
土地デッキ(ウルザトロン、ヴァラクート、アミュレットなど)
墓地デッキ(ドレッジ、赤昇天など)
アーティファクトデッキ(親和、ランタンなど)
手札デッキ(バーン、アドグレイスなど)
ボードデッキ(BGX、トリコ、エスパーなど)
それに加えてベクトルが3つ
相手よりスピードで上回って勝つ(各種ビートダウン)
アドバンテージとハメパターンで勝つ(各種コントロール)
やりたい事やって勝つ(各種コンボデッキ)
例えば親和は「アーティファクト」「ビートダウン」
ランタンは「アーティファクト」「コントロール」
という事で同じアーティファクトデッキでも勝ち方のベクトルは真逆です。しかしサイドボードは同じカードを使用します。
またトロンは「土地」「アーティファクト」「コンボ」の要素が混ざり合い、ヴァラクートは「土地」「手札」「コンボ」だと思います。
アドグレイスは「手札」「コンボ」ですがマナ加速に睡蓮の花、五元のプリズムを使用しているのでやはりアーティファクト対策が入るので「アーティファクト」のサイドカードを使用します。
モダンのデッキをこのように分類していき、たくさんのデッキに満遍なく使用できるサイドカードを15枚選びました。さて、改めて私のデッキのサイドボードを見てください。
2 《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric》
対「クリーチャー」「ライフ」
2 《目覚ましヒバリ/Reveillark》
対「ボード」
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
対「墓地」
2 《摩耗+損耗/Wear // Tear》
対「アーティファクト」「エンチャント」
2 《紅蓮地獄/Pyroclasm》
対「クリーチャー」
2 《粉砕の嵐/Shatterstorm》
対「アーティファクト」
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
対「墓地」
2 《石のような静寂/Stony Silence》
対「アーティファクト」
対アーティファクトのカードが他の分類と比べて圧倒的に多い事が分かります。理由は「親和」「アドグレイス」「ランタン」「トロン」と同じアーティファクトを使用するデッキですが目指す勝ち方が全く違うため軽く相手のターンに使用できるインスタント、重いが威力のあるソーサリー、全体を無力化するエンチャントとバラシて採用する必要があるからです。
例1)トロンには粉砕の嵐は入らないが石のような静寂は有効
例2)親和、ランタンには粉砕の嵐まで取らないと展開力で勝てない
例3)マーフォークの薬瓶・海、UWの宝球・爆薬など少量しか入らないが致命的なカードになりえる為に摩耗/損耗は必要
これに加えて自身のデッキはどのデッキに弱く、どのデッキに強いのかを把握して枚数を調整しています。
先ほども述べた通り、親和には圧倒的に相性が悪い(親和の方が展開が早く、飛行を持ち、スカージ・頭蓋でダメージレース有利)ので紅蓮地獄・石のような静寂・粉砕の嵐・摩耗/損耗と大量に取っています。逆に青系ボードは有利(魂の洞窟で打ち消し阻害、スピードが速く、サイズが大きい)なのでヒバリ、摩耗/損耗を1枚(ヴィダルケンの枷、仕組まれた爆薬、拘留の宝球が入ってくる可能性がある為)入れる程度に留めます。
最近のトレンドなのかドレッジ、アドグレイス、ヴァラクートの使用者も増えてきており、全方位にアンテナを張っておかないとなす術もなく負けてしまう可能性が常にある為練習が本当に大切です。戦った事の無いアーキタイプのデッキだとサイドカード、特に入れるカードは合っていても抜くカードを間違って負ける事もあり得るので回数を重ねれば重ねるほどほどうまくなっていきます。これはレガシーも一緒ですね。
また、これはレガシーも一緒なのですがお互いに軽いカードが多く、キルターンが早い為に消耗戦になった場合お互いに決め手に欠き異様に長引く事があります。なので少量でもいいのでマナフラッドの受けを用意したいと思うことがありますね。その為にサイドを割きたくないので漁る軟泥のようなメインに入れおいてもよく後半も強いカードが欲しいです。それがこのデッキのマスターピースになるのかもしれません。
今のデッキが完成形ではないのでもっとマッチをこなして最適な形を模索していきたいと思います。
今月は比較的土日に休みが取れるので久しぶりにPPTQ行脚してみようと思っています。フォーマットはモダン、王者不在の戦国環境です。私の使用デッキはマイフェイバリット同盟者。
ALLYTIMES
4 《同盟者の宿営地/Ally Encampment》
3 《乾燥台地/Arid Mesa》
4 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
1 《森/Forest》
1 《山/Mountain》
2 《平地/Plains》
1 《反射池/Reflecting Pool》
1 《聖なる鋳造所/Sacred Foundry》
1 《踏み鳴らされる地/Stomping Ground》
1 《寺院の庭/Temple Garden》
3 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
22 Lands
4 《アクームの戦歌い/Akoum Battlesinger》
3 《探検隊の特使/Expedition Envoy》
4 《ハーダの自由刃/Hada Freeblade》
3 《ヘイラバズのドルイド/Harabaz Druid》
3 《カビーラの福音者/Kabira Evangel》
4 《カザンドゥの刃の達人/Kazandu Blademaster》
1 《ランタンの斥候/Lantern Scout》
4 《オラン=リーフの生き残り/Oran-Rief Survivalist》
4 《無謀な奇襲隊/Reckless Bushwhacker》
30 Creatures
4 《集合した中隊/Collected Company》
4 《稲妻/Lightning Bolt》
8 Spells
60 Mainboard Cards
2 《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric》
2 《目覚ましヒバリ/Reveillark》
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
2 《摩耗+損耗/Wear // Tear》
2 《紅蓮地獄/Pyroclasm》
2 《粉砕の嵐/Shatterstorm》
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
2 《石のような静寂/Stony Silence》
15 Sideboard Card
晴れる屋で平日大会や休日大会でまわした感じはおおむね勝率7割5分くらい。メインボードだけなら8割は勝ってます。問題はサイドボード後。モダンはありとあらゆるデッキがある為サイドボードは15枚では本当に足りません。しかしこのデッキはシナジーデッキで中隊構成なのでクリーチャーを減らしても弱くなります。なのでインするカードは2~4枚が限度です。例外は親和で全力で殺しにいかないといけないほど相性が悪いので入れれるだけ入れます。
モダンのデッキは大まかに分けるとこんな感じ(私見です)
クリーチャーデッキ(SCZ、ZOO、マーフォーク、トークンなど)
土地デッキ(ウルザトロン、ヴァラクート、アミュレットなど)
墓地デッキ(ドレッジ、赤昇天など)
アーティファクトデッキ(親和、ランタンなど)
手札デッキ(バーン、アドグレイスなど)
ボードデッキ(BGX、トリコ、エスパーなど)
それに加えてベクトルが3つ
相手よりスピードで上回って勝つ(各種ビートダウン)
アドバンテージとハメパターンで勝つ(各種コントロール)
やりたい事やって勝つ(各種コンボデッキ)
例えば親和は「アーティファクト」「ビートダウン」
ランタンは「アーティファクト」「コントロール」
という事で同じアーティファクトデッキでも勝ち方のベクトルは真逆です。しかしサイドボードは同じカードを使用します。
またトロンは「土地」「アーティファクト」「コンボ」の要素が混ざり合い、ヴァラクートは「土地」「手札」「コンボ」だと思います。
アドグレイスは「手札」「コンボ」ですがマナ加速に睡蓮の花、五元のプリズムを使用しているのでやはりアーティファクト対策が入るので「アーティファクト」のサイドカードを使用します。
モダンのデッキをこのように分類していき、たくさんのデッキに満遍なく使用できるサイドカードを15枚選びました。さて、改めて私のデッキのサイドボードを見てください。
2 《オンドゥの僧侶/Ondu Cleric》
対「クリーチャー」「ライフ」
2 《目覚ましヒバリ/Reveillark》
対「ボード」
2 《外科的摘出/Surgical Extraction》
対「墓地」
2 《摩耗+損耗/Wear // Tear》
対「アーティファクト」「エンチャント」
2 《紅蓮地獄/Pyroclasm》
対「クリーチャー」
2 《粉砕の嵐/Shatterstorm》
対「アーティファクト」
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
対「墓地」
2 《石のような静寂/Stony Silence》
対「アーティファクト」
対アーティファクトのカードが他の分類と比べて圧倒的に多い事が分かります。理由は「親和」「アドグレイス」「ランタン」「トロン」と同じアーティファクトを使用するデッキですが目指す勝ち方が全く違うため軽く相手のターンに使用できるインスタント、重いが威力のあるソーサリー、全体を無力化するエンチャントとバラシて採用する必要があるからです。
例1)トロンには粉砕の嵐は入らないが石のような静寂は有効
例2)親和、ランタンには粉砕の嵐まで取らないと展開力で勝てない
例3)マーフォークの薬瓶・海、UWの宝球・爆薬など少量しか入らないが致命的なカードになりえる為に摩耗/損耗は必要
これに加えて自身のデッキはどのデッキに弱く、どのデッキに強いのかを把握して枚数を調整しています。
先ほども述べた通り、親和には圧倒的に相性が悪い(親和の方が展開が早く、飛行を持ち、スカージ・頭蓋でダメージレース有利)ので紅蓮地獄・石のような静寂・粉砕の嵐・摩耗/損耗と大量に取っています。逆に青系ボードは有利(魂の洞窟で打ち消し阻害、スピードが速く、サイズが大きい)なのでヒバリ、摩耗/損耗を1枚(ヴィダルケンの枷、仕組まれた爆薬、拘留の宝球が入ってくる可能性がある為)入れる程度に留めます。
最近のトレンドなのかドレッジ、アドグレイス、ヴァラクートの使用者も増えてきており、全方位にアンテナを張っておかないとなす術もなく負けてしまう可能性が常にある為練習が本当に大切です。戦った事の無いアーキタイプのデッキだとサイドカード、特に入れるカードは合っていても抜くカードを間違って負ける事もあり得るので回数を重ねれば重ねるほどほどうまくなっていきます。これはレガシーも一緒ですね。
また、これはレガシーも一緒なのですがお互いに軽いカードが多く、キルターンが早い為に消耗戦になった場合お互いに決め手に欠き異様に長引く事があります。なので少量でもいいのでマナフラッドの受けを用意したいと思うことがありますね。その為にサイドを割きたくないので漁る軟泥のようなメインに入れおいてもよく後半も強いカードが欲しいです。それがこのデッキのマスターピースになるのかもしれません。
今のデッキが完成形ではないのでもっとマッチをこなして最適な形を模索していきたいと思います。
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