こんばんは、白キコです。

※今日の日記は白ウィニー的視点で書いているのですべてにあてはまるわけではありません


突然ですがマジックにおいて定石ってありますか?将棋や囲碁は完全情報ゲームなので不確定要素がありません。故に研究が進めば「こうきたらこう」「そうきたらそう」という手順が踏めます。

しかしマジックは不確定情報ゲーム。ゲーム開始段階で確実なことはフォーマットのカードプールと手札の枚数のみ。何が起こるか本当にわかりません。それが面白いのがマジックの魅力なんだけども。



一番古く聞いたことがある格言は

「エルフと鳥は見たら焼け」



ラノエとバッパラは生かしておいてもろくなこと無いから召喚酔いが解ける前に破壊しておけってこと。10年以上前の格言だけど今でも真髄は生きていると思う。当時友達と「火葬使ってまで焼く必要ある?」っていう議論したことが懐かしい。この問いの答えは未だに出ていません。ショックならいいけどさー。


後は

「黒マナ3つは強いカードの証拠」
「ネクロの名がつくカードは強い」


当時(第5版が現役の時ね)ネクロが猛威を振るっていた、それに加えてネクロマンシーがあったり、あと・・・なんだ・・・思い出せないけどwwとにかくそう言われた時代もありました。ネクロギア(死より得るものEX)が出た時点でちょっと怪しくなって気もするけど。



格言・定石の類は生まれにくいゲームなんです、マジックは。






それでも10年以上マジックやっているといろいろ気が付くことが多いものです。マジックは言葉よりも数学的な思考で考えた方が正解にたどり着きやすいかなーと。結局数字をもてあそんで相手を倒すゲームだし、開発者は数学者だし、そりゃそうだとは思います。

それでも言葉でマジックを定義したいと考える私。
確率使ってランド配分・マナ配分・ライブラリー圧縮などなどそれらを使って最善手を導き出すのがマジック。でも突き詰めて考えられるほど頭よくないんです。なのである程度感覚と経験で判断する部分が多いです。


まずデッキに採用するカードの枚数はざっくりこんな感じ↓

4:何枚でも欲しいからMAX採用
3:強いけど状況を選ぶ
2:初手に複数いらない
1:0じゃないことに意味がある

これはまあ当たり前か。

問題はサイドボード後。相手の構成によって抜くカードが微妙に変わるから本来意図しない枚数でサイド後戦うことがある。ここで格言その①


「メインのカードを0にすることは基本しない」


まったく効かないカードってあるとは思いますがサイド後1枚は残すようにしています。そもそも白ウィニーは殴って殴ってライフをゼロにする勝ち筋しかないのでデッキのつくりが金太郎飴になってます。その時点で最高の白いビートカードを採用している為完全なる無駄カードが少ないってのが理由の一つです。赤単相手にミラクルは全抜きってのが例外かな。あと青白虫相手に白英雄全抜きとか?あ、結構例外あるな。

それでも基本は1枚デッキに残します。赤緑ケッシグやエスパーコンにもそんなに強くないと思われる迫撃鞘を1枚残します。最後の数点を戦闘以外で削れる可能性があるってのは重要なんです。あと赤単相手に大霊堂のスカージを3枚サイドに落とすとか。絆魂は有効だけどファイマナのライフロスはデカい。どうせ焼かれるし。でもスカージ+テゼの悪斬コンボの目があるので1枚は残す。そういう可能性の芽をゼロにしないことが重要だと体感してます。


サイドつながりで言うと

「抜くカードと入れるカードの総マナコストは同じにする」

これは有名かな?メインのマナベースがそれ用にチューンしてるのにサイド後マナバランスやマナコストが上にいっちゃうとそれだけで事故る。そういう気を使ってサイドしてますかー?



あとマリガン基準。これは相手あってのことだしデッキによるんだけど白いビートしか使わない前提でいうと


「初手で3ターン目に5枚以上パーマネントが並ばないハンドはマリガン」


ってのがある。

例えば「サバンナライオン・白騎士・栄光の頌歌・解呪・平地3枚」ってハンド。
この時点で3ターン目には6点クロックでアタックが確定しているから文句なくキープ。

その2「サバンナライオン・白騎士・栄光の頌歌・解呪2枚・平地2枚」はどうか。これは3ターン以内に土地を引き込む必要がある。あるいは2マナ以下のパーマネント。これは白ウィニーからした結構容易な条件でデッキの60%以上が土地か2マナ以下のクリーチャーでできている。そういえば80%を大事にしている貴族がいますねwwキープ。

その3「解呪2枚・清浄の名誉・栄光の頌歌・平地3枚」は即マリガン。パーマネントは並ぶけどクロックは無いから当然。

その4「白騎士2枚・解呪・平地4枚」は渋々キープ。土地4は多い。


そんな状況を体感で勝利に一番近ハンドは何かを厳選してマリガンしてます。コンボスキーやコントロールプレーヤーも独自の基準をもっているんでしょう。以前目から鱗だったのが

「コントロールは初手7枚で土地2枚はマリガン」

ってやつ。熟慮とかないと怖くてやってられないらしい。俺なら考えずにキープしちゃいそうだけど、そういう積み重ねがうまくなる秘訣なのかなーと思います。勝利への嗅覚ってデッキ、人によってだいぶ違うねって話でした。

こういう話は活字にしにくいからいろんな人の話を聞いて自分の経験値にするのが一番だね。まだまだうまくなれるなww

取り留めが無い話でオチも何もないんだけどこういう自分ルールみたいなやつをたくさん聞いてみたいなーなんて願望。

コメント

みつひで
2012年1月21日0:15

好きな格言は「迷ったらフルパン」です!><

ファッカー
2012年1月21日0:33

慣れは確かにある気がする

AKKA
2012年1月21日1:36

ども。8割にこだわる貴族です。

好きな格言はみつひでに同じ。「たらパン」ですw

ぺんぎん.
2012年1月21日17:00

7枚の場合は「迷ったらマリガン」「引けば強いはマリガン」とかかな……

白キコ@ISSA
2012年1月22日0:37

>みつひで&AKKA
非思考組織「たらパン」の構成員ですか?

>Fの人
経験が唯一の導である

>ぺんぎん
結局マリガンするハメになるので恐れずにマリガンすべきなことが多い

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