秘密のみです。
アムステルダムの結果は素直に残念だったと思う。
負けてうれしい人はいないからね。

コミュの閉鎖性とかタテヨコの繋がりとかは置いといて。
今回結果残せなかったからといってそれで日本のMTGが終わったわけではないしこれからもMTGは続いていく。その長い歴史の中で自分がそのヒトカケラであるだけの話。これからのプロツアーや世界選手権で結果残して見返してやればいいじゃん。あんまり気にすることはないよ。3年ぐらいベスト16に残れなかったから危機だと思うけど、一生懸命MTGプレイしてる人がいて、人生賭してMTGしてる人たちが何人もいるんだから彼らの生き方を否定できる人なんていないよ。一度しかない人生をMTGに費やしてるんだぜ、かっこいいじゃん。同じ夢見た人たちを応援したいな、俺は。


あと、マナーの話。プロだからマナーがいいとか、見本になるってことは無い。これはホント。昔あこがれてた人と実際対戦したらお世辞にもいい人とは言えなかったことが多々ある。そういう人に対して俺は幻滅した。だからせめて自分は対戦相手に不快な思いはさせないように心がけてる。グッドゲームルーザーって言葉が海外にあるんだけど、できればそう在りたい。負けて腐らず、勝って奢らず。武士道に通じるところあるじゃないかな。みんな言葉には出さないけれど有名人と対戦すると少なからず緊張と羨望のまなざしで見るもの。その裏返しとしてマナーや好感度を推し量る。個人的には岩崎さんや三原さんはすごく好感が持てた。MTGを通じて力量を削りあう切磋琢磨感があった素晴らしく楽しかった対戦だった。

逆に嫌な感じを受けたプロもたくさんいたよ。でも自分がそうはなりたくないと思っただけで卑下することは無かったな。MTGが好きな気持ちは一緒じゃんか。

好きなら楽しめ、嫌いならやるな。それだけの話だよ。誰かに頼まれてMTGしてるわけじゃないんだから、プロから情報提供しろって言われてするもんでもない。いいアイディアならプロがすくって昇華させるさ。もしくは自分が結果残すか。


イメージ的にはゴルフのプレーヤーに近い。日本国籍だけど結局は個人戦。コミュはあるけど戦場は一人。


だからこそ仲間の存在が心強い。言い訳がましく聞こえる言葉は悲しいだけ。今冬、がんばろう。本当に悔しかったら、さ。
ここ一ヶ月くらいのMTGの動向を見ていると実におもしろい。

マナ漏出、糾弾を得た青白↑
緑タイタン、耕作を得たヴァラクート↑
同じくターボランド↑
獣相のシャーマンを得た白緑タッチα↑
定業、マナ漏出で安定した青赤昇天↑

対して

対策カードてんこ盛られたのジャンド↓
タネの割れた君主徴兵↓

あれ?黒は?なスタンです。





この環境のキーワードは「6/6」と「ベイロス」だなー。

総じてタイタンのポテンシャルはやばい。デカさで圧倒、能力で圧殺。タイタンをうまく使えるデッキが勝っている様。まだカードがしゃぶりつくされていない感じなんでこれからさらに面白いデッキが出来ることでしょう。あとベイロスのおかげで手札破壊とダメージレースが否定されたのでおかげで軽量ビートが辛い辛い。昔のロクソドンを髣髴とさせるたたずまいは殴り屋としては殺意を覚える。しかし思ったほど採用されていないという矛盾・・・。


さてさて、ソリューションでも作りますか。
今回の日本選手権でインタビューされたり、記事にもなったりしたバントビッグマナ。このデッキが一つのインスピレーションで完成したわけではありません。意外と長い歴史がこのデッキにはあるのです。それなりの強さに裏づけられた結果にはこんな紆余曲折が。




1.野生の雑種ぺんぎん

このぺんぎんという男、変人揃いのアメのコミュの中でも常に異彩で変なカードを変な使い方して戦う文字通りの変人のある。代表作は白黒緑グレーターグッド。これで都選準優勝。最近はエムラ根本とかカニ蘇生とかいじっている。

彼はいつも新しいエキスパンションが出るとおもしろそうなエンチャントを見つけ出すのだがコンフラックス当初のおすすめがこれだった↓


「空位の玉座の印章」


曰く「この手の(どの手だよ!)カードにしてはめずらしく重ね張りしても無駄にならない」らしい。そして俺はその言葉に踊らされ4枚買った。重ね張りしても無駄ではないがそれに金を払ったのは無駄だったらしい。結局このご時世、パルスのせいで活躍することはなかったが彼の着想は後々花開く。




2.徴兵されたワーム

環境初期、限定構築でジャンドに入っていて白ジャンド、黒ナヤで使われたことがある程度のカードだった。PWCでの対戦相手でワームから悪斬を出されて「うわっ」って思ったのがこいつの初見。当時俺はジャンドメタでエスパービートを使っており、こつこつ殴って霞の悪鬼で大ダメージを狙っていた。当然カードパワーは弱い。このワームを見たときは続唱で5マナめくれるとかやばすぎって思った記憶がある。そのゲームは悪鬼&鋳造所で取ったがきっと深層心理にこのワームが刻み込まれたに違いない。後に大泉イグニスで売っていた時にフラッシュバックした・・・っぽい。



3.エンチャントレス

PWCCに出場することになったのだが当時のデッキエスパービートではボスナヤやジェイスにはまったく歯が立たない。ジャンドが環境から減るのであるならエスパーである必要がないなということで最初は4色海続唱を考えていたが、どうせならオリジナルでいこうと思い立ったのが発端。4色海で献身的な嘆願で必ず海がめくれるのならエンチャントレス入れたら強いんじゃないか?と考えてだったら空位も入れよう!環境的に優秀なエンチャントが多かったのも追い風となり組んでFNMへ持ち込んだ。吸血鬼には負けたがアドがハンパ無いってことがよくわかったのでそのままPWCCへ。こんなデッキだった↓



ベスト8 白青緑エンチャントレス「Angel fall」



メイン 60枚

6《平地/Plains》

3《島/Island》

3《森/Forest》

3《活発な野生林/Stirring Wildwood(WW)》

2《天界の列柱/Celestial Colonnade(WW)》

4《海辺の城塞/Seaside Citadel(SA)》

4《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZE)》



4《メサの女魔術師/Mesa Enchantress(M10)》

3《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》

1《忠告の天使/Admonition Angel(WW)》

1《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle(ZE)》



4《広がりゆく海/Spreading Seas(ZE)》

4《豊穣の痕跡/Trace of Abundance(AR)》

3《未達への旅/Journey to Nowhere(ZE)》

4《献身的な嘆願/Ardent Plea(AR)》

3《忘却の輪/Oblivion Ring(SA)》

4《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor(WW)》

2《審判の日/Day of Judgment(ZE)》

2《空位の玉座の印章/Sigil of the Empty Throne(CO)》



サイド

4《見紛う蜃気楼/Convincing Mirage(M10)》

2《光輝王の昇天/Luminarch Ascension(ZE)》

3《否定の壁/Wall of Denial(AR)》

1《忘却の輪/Oblivion Ring(SA)》

2《捕らえられた陽光/Captured Sunlight(AR)》

1《審判の日/Day of Judgment(ZE)》

1《忠告の天使/Admonition Angel(WW)》

1《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle(ZE)》




青白、白黒緑、ボスナヤなんかのジャンド以外で横に並べたり手札を攻めてこないデッキにはとても強かった。結局ジャンドに勝てずそのまま解体の憂き目にあうのだがこの時に学んだシナジーは確実に生きた。痕跡&ミシュラン、ジェイス&続唱は今のデッキの強さの根幹を成している。



4.スーパーフレンズ

Angelfall解体後、メタに合わせたデッキを組もうと考えて壁入り白青赤のPWCが完成する。FDCで4-3千葉一次に出て5-3で今一歩。後にこのデッキタイプがスーパーフレンズと呼ばれる事を知る。世界は広し、似たようなこと考える人は多いんだなーぐらいにしか思わなんだが。と、いうことは既存のデッキは対策しつくされてダメ。プレイングで差がつくし。でもPWが強いことは良くわかった。じゃあ色を変えよう。ということでバントカラーに。ガラクは速攻で抜けたのはご愛嬌。マナベースが意外と厳しかった。出したいときに出せないし、出しても決定打になりにくい。青白以外にはあんまり強くなかった。



5.否認

コントロールが増えてメイン、サイド共に否認が使われるようになるとPWだけに頼った構成では後半戦えなくなっていく。相手は否認でバックアップされてるのにこっちは重いスペルをキャストするだけでは勝てない。こっちは続唱使っているからカウンターは構えられない。そこでキブラーバントが登場、失われた真実のスフィンクスがアド取ってくれて否認されない!しかも3/5いただきました!アラーラのオベリスクとかいろいろ迷走してたんでこいつははまった。サイドの旧ジェイスも加えてコントロール対策も出来た。



6.徴兵バント

予選シーズンで徴兵バントに勝てなすぎたので流刑をサイドに4枚とった。みつひでやシミチンとの戦いではこいつが4枚あったおかげで勝ったようなもの。リアクションカードはあんまり入れたくなかったのだが勝てないのならば仕方が無い。赤単にも強かったし正解だった。カリタツ入れたのも徴兵バント、ターボランド対策。メインが2:8なもんでやるべきことはやらないと。




プレイングはそれほど重要ではなく、強いカードを上から叩きつけていくだけのプロレスマジックが好きな人は是非使ってみてください。重いカードをブッパするのは気持ちいいよ。

いやー、望外に勝てました。自分でもビックリした。


DAY 0

木曜、昼過ぎに京都へ出発。前日飲みで朝はずっと寝てました。7時頃前日受付してそば屋で夕食。

ホテルに入ってスリーブを入れ替えたり、先週のドラフトのデッキを一人回ししたり。この環境のリミテッドは本選参加が決まった後のドラフト2回だけしかできなかったので正直勝てるわけないと思ってた。着物の人から言われていたアドバイスが

「白と緑には手をだすな」

これだけ聞くと語弊があるんだけども、要は緑系のアーキタイプはいわゆるエルドラージになるんだけどこれが「フィニッシャー」と「マナ加速」と「除去」の3スロットいる。レベルアップ系は「LVクリーチャー」と「除去」の2スロットでおさまるってことを言いたかったよう。んで白は人気があるから狙うなら「青黒レベルアップ」「赤黒除去」「黒青」がオススメ。流れもあるんで狙ったように組めるかは運次第。とにかく一つ一つ勝とうということを心がけた。



DAY 1

体調はよい。まずはスタンから。デッキはバントビッグマナ。
初戦赤単踏んで勝ち。徴兵バント以外は相性いいはずなんでそこを踏まないように祈るのみ。結果4-0でした。ワームの力をなめるなよww

ドラフトの初手髑髏砕きなんちゃらの王から赤黒除去へ。安く釜の悪鬼2枚取れてトンネル掘りを回収。反復もとりつつトンネル掘って悪鬼が走る除去ビートが完成。3-4で2枚目の髑髏砕きが手に入ったのには笑いが止まらんかった。。。

マッキーさんに負けて2-1した。負け越さないんだからよかろう。

居酒屋で野育ち、029さん、コンパル君と飯食って就寝。正直飲みすぎた。明日が心配だ。



DAY 2

案の定、お腹が痛い。行きのタクシー内でウ〇コが猛烈に出そうになる。コンビニまで我慢しようと思っていたが、トイレが使用中、しかもコンビニがMTGプレーヤーで長蛇の列でマジどうしたもんか。なんとかトイレが空いたもんでブッパしたが第二波、第三波がありそうな予感・・・。きっちー。

そういえば新潟のときもお腹が痛かったな、吉兆?

二日目ドラフトはフィーチャー卓。下家にはピカチュウがいるぞwww大丈夫か?と思ったら2-2でピカチュウがドラーナ流してきた!あざーす。デッキは弱者の消耗&ドラーナ入り白黒レベルアップ。まあ2-1できればいいやって感じ。デッキ構築後トイレへ直行。ああお腹痛い。

マンモスさんの陰影で一戦目勝ち、二戦目モリカツさん相手に一本目1マナレベルアップ2体にハイエナの陰影各々ついて勝ち。二本目ドラーナがどやーなして勝ち。緊張と体調不良でめっちゃお腹痛かったけどなんとか勝てた。全勝のモリカツさんに勝てたのはさすがにうれしかった。

んで問題の三戦目がピカチュウwww一本目勇者のドレイクにボコされて、二戦目事故気味だったけど弱者の消耗が刺さって勝ち。三本目ピカチュウダブマリで俺ビートして勝ったかなと思ったら4枚目の土地延々と引けず。そしたら相手のこだま魔道士がレベルMAX、からの失脚×3!!また土地引けねーよorzなんとか展開し返したらさらに失脚×3・・・またとt

結局ライフ45までたどり着き、ピカチュウのライフは1まで削った。ものの時間切れ引き分け。うーんマジック!

スタンは青白に負け、ヤソジャンドに勝ち、徴兵青白@みつひでに勝ち、シミチンバントに勝ち(ゲームロス含めて)3-1で2位抜け。

ちなみにヤソジャンドに勝った後人生で初めて指がつった。右手、左手両方とも。こんなことってあるんだな、緊張?体調?きっと誰かが俺を勝たせたくないから呪術師雇って呪いをかけたのかと思うほど体が思い通りにいかなかった。これが日本選手権のプレッシャーってやつか。プロはこれを常に感じていると思うと恐れ入る。そしてそれを跳ね除けるのが一流か。

晩飯、野育ち、029さんと決起会。029さんの話にもらい泣きしそうになったり野育ちの名言「俺は自分の勝ち以外興味ないんで」発言に、ああ野育ちらしいはwwと思いつつテストプレイも無く就寝。早く寝るに限る。

たくさんの友達から祝電をもらった、この場を借りてありがとう。とてもうれしかったです。



DAY 3

異様に早く起きる。029さんも早く起きていてサイドボードレクチャーやら心構えやらアドバイスを受ける。その後朝飯までの間一人で散歩タイム。







ニッセンベスト8か・・・。





夢の舞台だったな・・・。




今日、その舞台に、俺が立つ!





おおおおおおおおおお!テンションが、上がっても無い、下がっても無い、なんか微妙な気分www俺がベスト8でいいのか?俺よりうまいプレーヤーいっぱいいるだろう?強く、なったのかな。少しは。


わかんねー、けど、未来を現実のものにしたんだ。あきらめなくて、よかった。








デッキチェック、写真撮影の後ベスト8戦が始まる。結果は皆さん知っての通りです。




デッキがオリジナルでいろいろフューチャーされてそれ自体もすごくうれしかった。スタンで7-1ってのもニッセンという舞台を考えれば出来すぎと思う。何より練習不足のリミテッドで4-1-1は運がよかったな。





もし今、タイムマシンがあって13歳の俺に「お前2010年、日本選手権ベスト8なるから」って言ったとしても何言ってんだよ、そんなの無理だよって思っただろう。そんなの藤田さんとか塚本さんの戦いでしょって思っただろう。

18歳の俺に言ったとしても「そんなの、森雅也さんとか、浅原さんが戦うんでしょ」って言っただろう。

一週間前の俺に言ったとしても「そんなのナベとかシミチンとか勝つんじゃん、多分」とか言ってただろう。



俺かよ!!!




正直、望外の結果だった。せっかく世界がこの冬幕張であるのならば、ここで戦いたいと思うのがMTGプレーヤーの当然の性だろう。

次は世界に行こう。ワールドは夢のまた、夢だったけど。今は手の中。
日本選手権のサンデー。

俺がプレーヤーで参加か。

くわしくは明日帰ってから書く。

夢は寝てみるものじゃない。自分の手で掴みとるものだったんだ。

西へ

2010年7月1日 趣味 コメント (2)
これから京都へ出発します。

MTGをはじめてから早12年、これが最初の日本選手権に参加となります。
自分がMTGを志してから初めての公式招待イベントです。(PWCCとかLoMとかは除く)

レベルの高いMTGを構築とドラフトで出来る環境はホントわくわくする。自分の力は日本でどのくらいの位置にあるのだろうか、確かめることが出来る気がする。


正直プレイングや環境に対する理解度は他の一流プレーヤーに比べたら劣っていると思う。しゃべりもあんまりうまくないので自分独自の構築理論、プレイングでの優先順位について自分の中での正解が他の人にはうまく伝わらないのかもしれない。


それでも構築の世界ではそれなりに結果も残したし、リミテッドでも一発屋だけどベスト8に入れた。そろそろ自分を褒めてもいいのかもしれない。




中2の時、Finals98の塚本さん対有田さんのカバレッジを見て競技マジックに目覚めて、世界選手権99で中村さんがあと一歩でベスト8っていうところまでいけて、それを見て世界を意識して、プロツアー東京で藤田さんが日本人で初めてベスト8に入って・・・時代は変わってPoYやRoYを日本人が次々取ったりして日本がマジック界の中心となっていったこの10年を自分の人生の中で消化できたことは本当に幸せだったと思う。


大げさだけどその日本マジック界の系譜についに自分が足跡をつける時が来た。結果はわからない。でもドラフトの1手1手、ドローの1枚1枚、プレイの一挙手一投足を大切にマジックを楽しみたいと思う。最高の舞台で最高のマジックを。


幼い頃あこがれた未来にやっと追いついた。

日本選手権予選東京2次開始の2時間前、運命のスタメン発表がロッカールームで発表されようとしていた・・・。


白キコ監督「・・・では、今日のスタメンを発表するシステムはクリーチャー4、PWが3、エンチャント3の 4-3-3 でいく」


一同「・・・!!!」



白キコ「守護神は審判の日お前だ、いいな、メタ的にメインは3枚だ。」

審判の日「いいでしょう」


白キコ「ディフェンスは海、豊穣、輪の3人。海は序盤相手を引きつけろ、豊穣は自分の土地を守りながらボールを中盤へつなげ。お前が今日の試合のキーになる。ルーズボールは輪、お前に任せる」

海「要はミシュラランドを潰せばいいんすね?」
豊穣「ちゃんと2ターン目に白緑揃えられるマナベース作っといてくださいよ」
輪「まー、自分ユーティリティプレーヤーっすからね」


白キコ「中盤はお前たち不動の3人だ。いいな、ギデ郎!ペス子!慈英須!」

ギデ郎「無論だ」
ペス子「豊穣くんから3ターン目に出るわよ、サポートよろしくね☆」
慈英須「ライブラリー操作、任せてくれ」



白キコ「・・・最後の4人発表する。まず悪斬」

悪斬「当然ね」



白キコ「次、前兆」

前兆「が、がんばります、、(ドキドキ)」


白キコ「次、徴兵のワーム。2列目からの飛び出しを導いてくれ。多少運の要素はあるが、お前の爆発力に期待する」

徴兵ワーム「ヴワァァァア!!」

白キコ「た、頼んだぞ(大丈夫かな?)」



白キコ「最後・・・、失われた真実のスフィンクス!」


一同「なんだって!奴がスタメンだと!」

白キコ「安定したドロー能力、3/5のボディ、キッカーを払ったときのアドバンテージ、どれをとっても一級品だ。徴兵ワームからのキラーパスも魅力的。今までの長期戦に弱かった白キコJAPANの弱点を補ってくれる重要な存在になりえると思っている!後半戦予想される相手の否認が効かない点も高評価だ」


真実「・・・もっと・・・褒めてくれ・・・」



白キコ「スタメンは以上11名!このイレブンで予選を戦う!」




5《平地/Plains》
3《森/Forest》
3《島/Island》
4《霧深い雨林/Misty Rainforest》
3《海辺の城塞/Seaside Citadel》
1《氷河の城砦/Glacial Fortress》
1《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》
4《天界の列柱/Celestial Colonnade》
2《地盤の際/Tectonic Edge》

3《前兆の壁/Wall of Omens》
3《悪斬の天使/Baneslayer Angel》
2《失われた真実のスフィンクス/Sphinx of Lost Truths》
3《徴兵されたワーム/Enlisted Wurm》

3《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》
3《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant》
3《ギデオン・ジュラ/Gideon Jura》

4《広がりゆく海/Spreading Seas》
4《豊穣の痕跡/Trace of Abundance》
3《審判の日/Day of Judgment》
3《忘却の輪/Oblivion Ring》






白キコ「続いてベンチ入りメンバーを発表する。」



3《流刑への道/Path to Exile》
3《天界の粛清/Celestial Purge》
3《ジェイス・ベレレン/Jace Beleren》
2《精神の制御/Mind Control》
1《審判の日/Day of Judgment》
3《否定の壁/Wall of Denial》





白キコ「流刑は徴兵バント対策だ。君主のマークはお前に任せる。粛清はジャンド、赤単、上陸に対する守りを頼むぞ。精神の制御は血魔女に対する明確な回答になる。否定の壁は蔦を抑えるのに適役。異常なまでの打たれ強さがウリだ。追加の審判の日に説明はいらないだろう」



慈英須弟「お、俺もベンチ入りしていいんですか」

白キコ「当然だ。相手の青PWとのマンマーク、コントロール対決での切り札、ワームからの飛び出し、期待してるぞ」


慈英須兄「よかったな、弟」
慈英須弟「ごめん、兄ちゃん」
 
慈英須兄「まだ何もしてねえww」







そして白キコJAPANは思惑通り快進撃を続け6-1で7回戦を突破し、最終戦無事引き分けてグループリーグを突破したのだった・・・。





MTG世論調査「白キコJAPANが本選で勝ち上がるための条件は?」


1位・・・プレイング技術の向上 72%
2位・・・リミテッドの練習   25%
3位・・・運           2%
その他・・・           1%





白キコ監督「目標はベスト4です、ハエがたかるように何度でもアタックします」
行ってきました。

200人オーバーで8回戦!
デッキはバントビッグマナ、PWCなんてちゃちなもんじゃ断じてねェ。

結果 6-1-1 で5位抜け!

長かった権利獲得の旅も終わりました。これからは友達の応援とリミテッドの練習に費やそうと思います。正直デッキに強いカードを詰め込んだだけなのでプレイミス連発でも勝てましたwwもっと状況を読む力とプレイング速度を早めていきたいと思います。



MVP ジェイス・ベレレン

コントロール対決で無類の強さでした。続唱が入っているのでカウンター使えない弱点をうまく補えたと思います。新ジェイスが強いのは知っての通り。



世界への扉が今開かれる!
週末の風物詩MTGの一日が今週も始まる・・・。

デッキはいつものバント型PWC。キブラーバントではない。


川崎予選 5-2-1 
板橋予選 2-3ドロップ


川崎予選の負けは徴兵バントと白青TO、引き分けはエスパーコンでした。
徴兵バントに対する耐性があまりにもなかったのと、同系に強いカードを積んでいなかったのが敗因。引き分けはプレイングが遅かった。要反省。

と、いうことで同系用にカビのシャンブラーとアラーラのオベリスク追加。対バントにはPTEを増量。



だが・・・。




板橋ではジャンド、徴兵トリコ、青白に敗北。まったく進歩していない。
ジャンドは相性的に五分なので引き勝負の意味合いが強い。んで負けた。徴兵トリコはサイドの読み違いとプレイングミスで敗北。キープ基準が甘かった。青白はアド差と事故からのジェイストップ操作で乙。



・今週の反省点

同系アド差をいかに埋めるのか?カウンターを積んだほうがやはり有利か?
とどのつまり、アドを取るカードを採用しないと長期戦は戦えない。
今回のデッキ構築はいかに盤面に早く有利を還元するか、いわゆるボードコントールに重点を置いた。しかし、ハンドアドバンテージを確保していかないと長期戦は厳しいかな。メインは十分にボード意識してるからサイドでなんとかするかと考えたが、多少メインから長期戦見ていかないといかんというのが今回の結論。



と、いうことで失われた真実のスフィンクスとカウンターの採用で調整したいと思います。もしくはジュワー島のスフィンクス。



がんばろー。
GP仙台の結果を簡潔に。

前日GPT 3-2 4没と1没
GP本戦 5-4(1バイ含む)
ニッセン予選 5-2ドロップ

デッキは結局バントカラーのPWC。クリーチャーデッキには強いがコントロールデッキにはクソ弱い。青白TOには一度も勝てなかった。PWCトリコには勝てたんだが、相手が事故気味だったからであんまり参考にはならない。ジャンドには五分。ナヤ、バントその他には相当有利。キブラーさんのバントはやっぱ強いな。ペスと蔦は相当辛い。否定の壁ぶっこ抜いてくるんだから説明いらず。

ニッセン予選はもっとコントロール意識したデッキにします。スタートラインはPTE4枚、輪っか3枚積めるデッキ。蔦とPW倒せないとどうしようもないわ・・・。



んで、帰りの車中で話が出たんだが、汚い〇梨は通称キタナシである・・・っていうことではなくて。意図的に相手のワーニングを誘うプレーヤーは汚いプレーヤーなのかって話。

実際あったのが石鍛冶プレイした後土地置いてからサーチしようとするとか、相手の場にペスがいる状態でアラーラ君主でアタックしてサーチ中にペスって宣言するとか、そんな感じのこと。俺があったのが空位の玉座の印章ある場で海プレイしてドローの後天使トークン出したら誘発のタイミングが終わってるって言われた。

これらの事はルール的に問題がある行為で厳密にいうと間違っている。ジャッジの裁定でもそういわれると思う。しかもGPとかPTQとか競技レベルでの大会なんだから正しいプレイは当然でルール理解度が低いプレーヤーはそれだけで不利というか、出る資格ないというか。学んでから出直して来いばりに言われても仕方ないのかもしれない。



しかしだ、ペスがいて相手がどちらに殴るか宣言しなかったときに対戦相手に「どちらにアタックですか?」と聞くことはしないのだろうか。どうやら競技レベルのプレーヤーは聞かないらしい。多分PWにアタックして欲しくないときは聞かないだろう。プレーヤにアタックして欲しくないときは聞くだろう。ほっといたらプレーヤーにアタックになってしまうから。

平地が一枚だけ立っている場でその平地に海をプレイしたら相手が「考えます」と言ったらまずPTEを持っていると考えるのが普通。しかし、持っていなくてもレベルが高いプレーヤーは「考えます」と言うのだろう。


もう、こうなってくるとカードゲームじゃなくて超心理戦の様相wwwカイジかwww


勝つためにはラフプレーぎりぎりのところを突いてくるのがプロ?ただルールを厳密に適用しているだけなのかもしれないが、普段カジュアルプレイをしているプレーヤーからすると汚く写るだけの話のような気もする。

心がけとして、競技レベルのマジックをするなら最低限その辺りのプレイの順序やルールは把握しておかないと自分が痛い目見るしそこを突いてくるプレーヤーがほとんどってことを念頭に置かないといけない。普段から質の高いプレイングをしないとこういうとき困るよ・・・ホント。

イカサマとかいうお話ではないよ。併用してくる人もいるかもしれんが^^;




印象としてもめてる人はそういう気があるのかな?って感じ。ああ、またもめてるよって思っちゃう。



ニッセン予選は続くのでその辺は気をつけなきゃね。皆さんもプレイの手順には十分気をつけて。

PWC2.2

2010年5月23日 趣味
調整していると無駄カードがわかってくるのは良くあること。そんな記録。
PWCが次のステップへ移行します。くわしくは秘密にて。
ここ半年以上ジャンドに勝てないデッキはデッキにあらず的な環境が続いています。M11はありますがジャンドとお付き合いする間のカードプールはほぼ出尽くしました。ここにきてジャンドに相性のいいアーキタイプが何種類か結果を残しつつあります。



・青白タップアウト

・青赤白PWC

・変身デッキ

・召還の罠デッキ

・ヒミツ



青白は序盤を耐えて後半の爆発にかけるデッキ。PWCはトップデッキが強い一昔前のやすけんみたいな動き。変身、召還の罠は決まれば大体勝つので相手がなんであろうがあんまり関係ない。ヒミツは過去の秘密日記参照で。





という環境で日本選手権予選@千葉に出てきました。デッキはPWC。


結果5-3(対ジャンド3-0)


最終戦勝てば抜けっていう条件でまくれず。しかし相変わらずジャンドには強いなぁ。チャンスはまだあるので経験値ためながらトラベルマネー狙っていきます。GP仙台もあるしね、スタンの旅はまだ途中。
GPT仙台2連戦を終えて、新しい可能性が見えてきました。

個人の結果

5/2 5-3(対ジャンド2-2)
5/3 6-2(対ジャンド2-0)


理論上は勝てるはずの構築でデッキの最適化してプレイングを磨いていくと5割以上の成績を残すことができそうです。

くわしくは秘密にて。いろいろテンションが上がった2日間でした。
4月29日は何の日ですか?

自分にとっては屈辱の日としか言えない日になりました。

FDCにAngelfallを持ち込み0-5。0-5。

オーファイブではありません。ゼロゴー。

マッチが最終戦以外は1-2なんで圧敗した感じはありません。紙一重なところもあったしランドが詰まったり、サイドが微妙だったりでなんとか出来そうな戦いばかりだったんですが結果が出ませんでした。

マジックがGP横浜以来ぐらいだったので久しぶりにマジックできて楽しかったんですが勝てないことにはどうしようもない・・・。マッチがバント、ジャンド、ジャンド、赤黒、エスパー。反省点は自分の勝ち筋が遅すぎて相手の土俵で戦ってしまったことでしょうか。勝った試合はエンチャントレスで引きまくって物量作戦マンセー。負けた試合はランドが詰まって捲れずがほとんど。後手でランド詰まったらそりゃ遅いよ(泣)


それでもひさしぶりしたマジックはやっぱり楽しい!


これから新しいデッキを作ろうと思います。メタが大まかに↓


・ジャンド一強は変わらない。構成はヒル型が多い。デーモンジャンド、サルカンジャンドなどあれど結局ジャンドは強い。

・対抗はバント、青白、赤単。

・ミシュランが強いので海が標準装備。


これらを念頭にデッキ製作を行います。GP仙台、日本選手権ともっともスタンが熱い時期、遊び倒そう。本気で遊ぶぞMTG!


負けても楽しかった記録残しでした。いや、くやしさもあるからね、それなりに。
こんばんは、白キコです。
もろもろの事情で新しくDNを設定しました。
リンクの方々、今後はこちらでリンクお願いします。

よろしくどうぞ。

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